宮地牧場の「糞尿処理」について
2014/3/29 (土)こんにちは。
もうすぐ3月も終わります。
ここ北海道では、今の景色はこんな感じです。
でも、最低気温も徐々に高くなり、
春が近くにやってきている気配も感じられます。
特にこの数日は、日中の気温が10℃以上の日が続き、
牧草地の雪もずいぶん少なくなってきました。
さて、今回のテーマは、宮地牧場の課題である
「糞尿処理」についてお話します。
宮地牧場においては、糞尿処理は固形物はたい肥化し、
し尿などの液体はスラリー化しています。
スラリーは、バランス処理を実施して曝気し、
完全分解するようにして牧草地に散布しています。
今後は、その堆肥もバランス技術を組み入れて
完全分解しようと考えています。
バランス農法では、草地に還元するたい肥の量もわずかでよいので、
今後の目標として、一部を完熟たい肥、スラリーとして散布用に残し、
それ以外の糞尿を水とCO2に完全分解するつもりです。
今の畜産業は、糞尿処理が大きな問題となっています。
多頭化の流れはこれから一層進み、さらに糞尿処理が
深刻な問題となってくることでしょう。
今後農業では、環境問題に真剣に取り組むことが必要です。
バランス農法をたくさんの人に実践してもらい、
農業によって自然環境を悪化させることのないように
広く普及したいと思っています。
生活の知恵コーナー
今回は、「低血圧」対策です。
その1
盃に半分~一杯の日本酒を飲む
その2
バターを週に一回食べる(給食で出るくらいの量)
以上です。
低血圧でお悩みの方はお試しくださいね。
去年生まれた10頭めの子牛「エンデバー」です
長かった北海道の冬ももうすぐ終わり、
待ちかねた春もすぐそこです。
次回も是非読んでくださいね