飲み水のバランス
2011/12/30 (金)こんにちは
12月に入り、冬らしい寒さになってきました。
北海道では雪が降りました。
気温が低いので、1度降ると春まで解けません。
放牧地には冬の間は牧草がないので
夏に収穫した牧草(サイレージ)を食べます。
主食である牧草は、常時食べられるように
いつも草架に入れています。
さて、今回は「飲み水のバランス」についてです。
宮地牧場では、牛たちの飲み水に
牧場内を流れる沢の水を利用しています。
牧場内にはこのような沢が2本流れています。
沢の水のバランスをとるため、
それぞれ3か所ずつデバイスを設置しています。
この沢の上流には山以外に何もなく、
もともと水質は良かったのですが、
デバイスの設置によってバランスが取れた後の水質がさらに向上したことが
保健所の水質検査でわかりました。
また、えさ場のあるパドックでは、常に水を飲めるようにしています。
その水も、水道の元栓にデバイスを設置し、バランスのとれた水を与えています。
水は、人間にとっても非常に大事ですが、
牛にとっても非常に重要です。
とくに乳牛は、1日に10ℓから20ℓの牛乳を出してくれます。
その水分を補給するための水は、大変重要なのです。
バランスのとれた水は、分子が細かくなって吸収率が大変向上します。
このバランスの取れた水が牛たちの健康を増進してくれるのです。
バランスのとれた水を摂り続けると、血液の流れが良くなり、
新陳代謝も活発になります。
宮地牧場の牛たちが以前よりも健康で強い体質になったのは、
このバランスのとれた水を常に飲んでいることが
大きな要因の一つです。
生活の知恵コーナー
さて、今回は「歯槽膿漏」対策です。
2つの方法をご紹介します。
まず1つ目は、
梅干しをお湯の中に入れ、5分後にそのお湯を飲みます。
2つ目は、
大根おろしの汁を歯ブラシにつけ、
歯茎をよくマッサージする方法です。
そのほかに日ごろの心掛けとして、
1日に10回以上歯を噛みしめたり、
過労や睡眠不足にならないようにして、カルシウムを十分に取ることです。
健康な歯は健康な体を作ります。
健康な歯でいつまでも元気でいたいものですね。
さて、次回は牛たちに給与する「餌のバランス」
と生活の知恵は「便秘」の対策です。
夕方の牛たちの様子です。
牛たちは冬の間は雪の上で寝ています。
外気温がマイナス20℃にもなる北海道では
0℃前後の雪の上のほうが温かいのです。
写真のように、雪の上でくつろいでいます。
次回も是非読んでくださいね!
2 Responses to “飲み水のバランス”
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