バランス改善の足跡(その2)
2011/4/14 (木)このたびの東北・関東大震災で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
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さて、ブログの更新も出来ないまま、4月の新年度がスタートしましたが、
日本にとっては、今後の未来に向けて、大変不安な中でのスタートです。
今回の地震・津波の被害は甚大ですが、やはり、自然に対しては人間は
謙虚であるべきだ、と痛感しました。
福島原発の問題も、なかなか収束できないでいます。
今日、事故の深刻度のレベルがチェルノブイリ事故と
同等のレベル7に引き上げられた、とありました。
人間にとっては大変便利な原発も、一旦問題が起きれば
自然環境は大変な被害を受け、農業、水産業などへの悪影響は
計り知れません。そして、結局その影響は人間が被るのです。
福島の酪農家は、牛乳を搾っても出荷できず、
毎日畑に捨てているそうです。
一日も早い収束を願うばかりです。
こういう苦しい時こそ、人としての生き方が
問われているのかもしれません。
更新がしばらくできませんでしたが、前回の内容は、
宮地牧場で実施してきたバランス改善の足跡を
途中までご紹介してきました。
それでは前回の続きです。
宮地牧場で実施してきたバランス改善ですが、
2001年4月 ・作業用ジープに燃費向上、排ガス対策の目的で、デバイスを設置する
→[オイルパック]
・合成洗剤、殺菌剤の使用を中止し、100%植物原料の洗剤に替える
6月 ・全ての牧草地にバランス改善のデバイスを設置完了する。牛の主食である
牧草のバランスを図り、同時に、牛たちの生活の場である牧草地が快適な
環境となる。
→[スペースステイク]
8月 ・放牧地を流れる沢にデバイスを設置し、牛の飲み水のバランスを図る。
→[スペースサイクル]
・爆音機による騒音対策のため、牧場の周りにデバイスを設置する。
→[ピラミッドバランサー]
2002年5月 ・配合飼料を中止する。
→配合飼料は輸入穀物が主原料であり、遺伝子組み換え、
残留農薬、ポストハーベスト、長距離輸送など牛にとって危険な飼料
であり、体のバランスを崩す原因となる。
2003年4月 ・パイプラインのバランスを図るため、デバイスの取り付けをする。
→[ウォーターパック]
2010年5月 ・抗生物質の使用を完全に中止する
→外科手術に頼らず、バランス改善による牛の体調管理を徹底し、
健康に飼うことを追求する。
まだまだ完成したわけではありませんが、バランス酪農の確立に向けて日々努力しています!
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次回からは、バランス改善の実施例を具体的に一つずつご紹介
してゆきたいと思います。まずは牧場の土地のバランスについてです。
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生活の知恵コーナーです・・・4回目です!
「肩こり」の対策です
まず、肩こりに効く運動です!
公園などの鉄棒に両手でぶら下がり、鼻呼吸で10回数える。
次に食膳法です。
ピーマンとキュウリを組み合わせて食べる
サラダにしてみました。
ぜひ、試してみてくださいネ
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次回のこのコーナーでは花粉症対策
についてご案内したいと思います。
今年は例年になく雪が少なく、もう牧草地には
雪がなくなりました。いつもより春は早そうです!
日当たりのいいところには福寿草が・・・
次回も見てくださいね!